新刊の背景設定その２

※前回の続き

Twitter上で「どうしてシルバーはあんなに前向きに育ったのか？」というツイートから、ソニックが育てたんじゃないか、という妄想イラストを上げた後のこと。
あれっくすさんという、昔からのソニック仲間の文字書きさんが（知ってる方も多いとは思いますが）いらっしゃるんですがね。
うちのその設定を元に小説を書き始めたって言うじゃないですか。

なんだって！おいおい、ちょっとそれ、君、読ませたまえよ。

ということになったわけです。
自分なりにも、ちょっと展開を考えてはあったんですが、小説の情報量に叶うはずもなく。
漫画っていうのは、絵の情報量は確かに多いですが、物語の情報量ってそんなに大したもの無いんですよ…それこそ１００P超えるような連載するならいざしらず、ちょっと落書き程度で書いた漫画とか、多少の会話くらいしか再現できません。
もともとあれっくすさんにはあれっくすさんの世界観というものをお持ちで、
今回自分が設定したお話を、上手く絡ませて小説を書いてくれました。

じゃあ、そこまであれさんが書いてくれるなら、自分だって元々の設定者としてこのまま放置するのももったいない、しかも自分で描きたい話だってある。
お話って、人に丸投げして自分の書きたいこと、言いたい事、読みたいことを書いてもらえるか、って言ったら、そうそう上手くは行きません。

書きたいエピソードがあったわけですよ。しかもそれは人にお願いできるものじゃない。
じゃあ、書こうじゃないですか。せっかくならもう、一冊にまとめてしまえよ！！
ということになったので、新刊の運びになったわけです。

ここらは本の中ではきっと語れないので、ブログ参照、ということになるかと思いますので記録しておきます。

一旦軽くテキストを書いて、言わせたいセリフをだいたい整理してから、ネームを切ります。
一番のセリフを山にして、それに伏線を張って…最近、ネームを切る前の作業がだいぶ定着化してきました。
漫画の構成云々は、また別の時にお話するとして、改めて書きたい話を整理していたら、あれよあれよと増えて、恐らく２２P前後だったかなんだかのページ数になりました。

細かいキャラに対しての考察や、世界観に関しては、ここではなく本の中で解説したいと思いますが、って、おおげさに書くほど、私はそんなに考えてないかもしれないんですがｗｗ

また、ちょっとだけ、読む前の予備知識のような形で、まとめられたらと思います。
本当は本当は…シャドウなんかもちょっと関係しているんだけどね…