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バシン!と小気味いい音がして青い姿が傾いだ。顔面に当たった雪は視界を防ぎ、投げようとしていた雪玉が相手の掌からぽろりと落ちる。
「クリーンヒット」
「お見事」
賞賛を送る間にも攻撃は続く。倒れた仲間に一瞬足を向けかけたシャドウが僅かにバランスを崩した。すかさず自分が雪玉を投げる。避けられることは想定の内だ。自分の攻撃は味方の連続攻撃を妨害されないための暴投に過ぎない。その間にシルバーの投球がソニックに追い討ちをかける。
シャドウ自身は自分がバランスを崩した原因には気づいていないだろう。足場に小さな雪の塊ができていたことを運が悪かった程度に捉えているかも知れない。勿論こちらは、その場所に踏み込むように誘導した点も、更には足場が悪くなるよう狙って雪を投げていた点も計算の上である。
雪合戦において足が速いことの利点は攻撃を避けやすいことである。しかし雪玉を作る時間、投げる時間自体はそう変わらない。自然攻撃の回数は限られるし、攻撃に徹する前段階として必ず隙ができる。それは同時に、攻撃のタイミングを予想できるということでもある。攻撃を読まれないために予め複数の玉を用意するという行為は、相手のどちらも性格上耐えられないだろう。
彼らがどれだけ速い足を持っていようと、走り回れるのはフィールドの上だけだ。それならば勝算は十分にある。
「ルールのある場所でこそ戦略は効果を発揮するんだよ」
「すげぇな、お前。敵には回したくねぇよ」
「あははは」
それを言うならお互い様だろと言うと相手が目を丸くした。玉の作り置きをするには時間に加えて完成した雪玉を確保するスペースが必要である。二人の動きをうまく拡散させればそのスペースは潰せる。
彼らにとってフィールド全体を駆け回ることは当たり前過ぎて、そのことによるスペースの損失までは思い至らないのかも知れない。足が速いが故の盲点だ。そしてシルバーは、明らかにその点を狙って攻撃している。
指摘すると手に持った雪を握りながら笑った。
「うわぁー、益々敵に回したくねぇー」
「だからお互い様なんだよ」
それじゃあ此方も攻勢に入ろうかと誘いをかける。身軽な鋭兵は一つ頷いて、手にした雪玉を放った。
2010.2.13
(popocoさんのイラストに添えて。有難うございました!)
六辺香 サヨナキ様から! なんとSSのプレゼントがありました。 超!びっくりしました!!
実は昨晩、ちょこっとだけツイッターに先に主線だけ公開していたのですが、それを見て ピピーン!と降臨してしまったらしく、なんとまあ、黒いテイルス君とシルバーのお話。
これがこれが、全くもって… 本当にこいつら強いのよ!! 詳細は下に続く!
こいつらに 勝てる気が しない!!!!!
バンクーバーオリンピック開幕しましたね!!
ぽぽさんも開幕式をリアルタイムで見れまして、長かったけど一番盛り上がってたんじゃないかってくらい豪華でしたねww
さて、昨日は家族でオリンピックをやってました。
wiiコンが4つになったので、2対2のドリーム雪合戦。
ところが!!
テクニックタイプのテイルスとシルバーのチームの強いこと強いこと!!!
こっちが頑張って 50点近い攻撃を与えても、あっちが70点くらいで返してくるんですよ!! 勝てる気がしない!!
ということで、悔しがってる青黒を描きたくて、落書きしていたものに色をつけて作ってきました。
CS4を色々いじっているのですが、思ったよりも出来ることが多く、1枚1枚書くごとに何か新しい発見をしている状態です。
SAIも併用していますが、効果関係はやはりフォトショなので、アニメ塗りの部分以外はフォトショで作業しています。
原稿もやらないとだし、結構色々忙しかったりするんですが、ちょっと心配事もあったりして、なんともはや。。なかなか休まれる気持ちがしません。
ε- (´ー`*)フッ