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前回の続きからですよー。

ペン入れは終了いたしまして、これから色塗りに入ります。

続きからどうぞ!


SH370273.JPG用意したものは。筆各種と、ペーパーパレット。
雑巾と、そして
リキテックスのアクリル絵の具。
透明になるタイプ。

アクリル絵の具には2種類あって(間違ってたらごめんね)
不透明で重ね塗りが顕著な アクリルガッシュ
と、透明、半透明のアクリル絵の具 と、2種類あるみたいです。

みたい  というのは、私もそれを知らなかったからなんです。

どこかの学校に行って、絵を勉強してきたわけではないので、画材なんかも私は自分で発掘してきたり、調べたりして身に着けてきているので・・・・。

アクリルガッシュ は使ったことがあったのですが、透明になるアクリルがある ということを知ったのは、ソニの絵を描き始めてからだったんです。しかも画材屋さんで出会わなかったら知らなかったwww

デジタルの勉強をしていたり、色鉛筆の描き方を研究していたので、なかなか絵の具に触る機会が無かったので、買ったままずーっと放置していたのですが、やっと使う日が来ました。
小さなトライアルサイズなのですが、安くて買いやすいので、もしもこれをみて興味持ったら、是非やってみてね!
普通の水彩絵の具と同じ使い方ができるので、とてもやりやすいですよ。

さて。
アクリル絵の具は、一旦出して固まってしまうと、もう水に溶けることがなくなります。
それで必要になるのが ペーパーパレットです。
これだけは一緒に用意してくださいね。350円くらいです。

ちなみに、鋼の錬金術師の荒川先生の絵は、おそらくアクリルガッシュ?重ね塗りできる厚塗りタイプ。もしくはポスカラ・・・・いや、アクリルかなあー。
あれもかっこいいのよねー。好きなのよ。

さて、水彩と同じように塗っていくので、まずは白に近い色のものから、置いていきます。
SH370274.JPG肌色から塗り始めるのは鉄則ですね。
クリーム色とか、薄いピンク、薄い水色 とかから色を置いて行きます。

背景の白を残しつつ、明るい所は薄く塗って、暗めになるに従って多く塗ります。
薄い絵の具を何回も重ねる作業は必要ですねー。

水に弱い紙だと、そこでヘタッってしまうので、やっぱり水彩用の紙とかがいいんだろうなあ。

これはイラストボードなので大丈夫です。


SH370275.JPG着物は白と決めていたので、影になる色を置いていきます。
灰色、水色を影として使うのが私はいつもですねー。
一旦綺麗な水でボード全体を濡らしてから、絵の具を置いていきます。
にじみとか使ったり、筆の右側には灰色、左側には水色、とか2色使いとかで置いていったりします。
薄め薄めの色を何回も置く。これが基本?かな?

独学だからね! 言っておきます!
正しいとは限らないww

SH370276.JPG着物のUP。
もっとはっきりした影をつけてもいいかもなー。

あとで塗り足すかもしれないな。

着物の影を塗ったら、注連縄の色に入ります。
縄なので、黄色や茶色がベースとなります。








SH370277.JPG縄の色を塗っている時のパレットの様子です。

基本的に、できる限り全色をパレットに出して作業します。
アクリルは乾いてしまうと溶けなくなるので、本当なら必要な色だけ出して使った方がいいんですけど、それだとこの色が欲しい!と思った時に間に合わなくてイライラするので、私は基本、全部出して作業します。
乾くのを遅くする リターダー という薬?も売っているので、そういうのを使うのもいいかも。

作業が早ければいらないねww


SH370278.JPGアクリルは乾くと水に溶けない=乾いたら、下に塗った色が溶けない
ということになるので、容易に重ね塗りをすることができます。
ので、ベースを塗った上から、紫、緑、他様々な色を薄く薄く追加しながら、色に深みを出していきます。
水彩は溶け合って別の色になってしまうのですが、アクリルはここが楽しい。

ちょっとずつ変化していく様子が感覚的にわかるので・・・
濃くしたかったら、乾かして追加して塗ればいいし。ただ、薄くすることはできないので、そこが大変。
SH370279.JPG

水彩の強みは、水に溶ける というところで、失敗した!と思っても、大量の水で溶かして、多少強制的に修正することができます。

ところがアクリルはそうはいかない。
そこがちょっと辛いですけど、薄い色で重ねてなんとか誤魔化す技術がついちゃえば、なんとかなるなるwww

色を追加して、ちょっと深みが出たかな?



SH370280.JPG縄終了。の時点での全体像。

一旦ここで終了なだけで、後で追加して塗るかも。

さあ!ソニックの青を塗るぞ!! これが楽しい!青大好き。








SH370281.JPGペーパーパレットは勿論新しくします。
ペリペリッ とはがして、ポイ。
絵の具残っててもったいないけど、何かいい方法無いのかなー・・・でも青伸ばす場所がないから、やっぱり新しくする形になるかな。










SH370283.JPG全体を濡らして、薄い青を置いていきます。
青は基本、2色を混ぜます。
ウルトラマリンとコバルトブルー この2色を使ってベースをいつも作ります。
決して1色ではやりません。

どちらかを多くしたり、少なくしたり、影にはバイオレットを入れて、深みを出したり。

黄色と黄緑が見えますねww これも混ぜるの好きです。

紫に黄色混ぜると、茶色になるので、あまり混ぜすぎないように注意はしていますけどww

SH370284.JPG塗った上から、直接霧吹きで水をぶっかけます!

と、水滴が面白い効果のにじみを作ってくれます。
一旦ここで乾かしてから、また同じように重ね塗りして、霧吹きします。

ムラのある、なんとも面白いにじみができるのですよwww

ま、デジタルでいうところのテクスチャーなのかな?
あまりやりすぎるとくどいから、なんとなくしかやらなかったから、見てもわからないかもww 
無駄だったかなー。
SH370285.JPGこれが一応 青の塗り終わりの状態です。
ちょっと光ってるところは乾いてないだけですwww

もう少し塗るかもしれない・・・・。









SH370286.JPG

瞳に色を入れました。
彩度の高い黄緑が欲しかったので、ここのベースは 水彩色鉛筆のインクテンス の黄緑を使っています。
絵の具の黄緑に黄色混ぜても良かったなあー
深い緑色を追加して、ここで一旦終了です。

次は着物の炎に入ります。

実は、炎部分はちぎり絵にしようと思って、今格闘中です。

上手くいかなかったら、ちぎり絵は諦めて、ポスターカラーで炎描こうかな?と思ってますww

ちぎり絵の経験ないので、上手くいかないかもしれない。
でも、やってるうちにコツ掴んできて、何かいいものができるかもしれない。
常に挑戦状態ですけど、ちょっとがんばってきます。





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