忍者ブログ
日記はもちろん、イラストや、コミックなど、様々なカテゴリーがあります。 各カテゴリーをクリックしていただくと、見やすいかもです。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

メモ書き妄想。



 「ああ…やっと会えた」
 メフィレスはそう言うと、両手を広げてエリスに近づいた。
 「会いたかったよイブ。あの暗く寒い牢獄の中で、君をどんなに思っていた事か…」
 得体の知れない人物にじりじりと近づかれ、エリスは言いようのない不安を覚える。
 しかし、自分の奥底にある郷愁とも言えるような感情があるのも事実だ。
 私は。
 この人を知っている。
 何故なのだろうか…。しかし、思い出してはいけないような…禁忌の匂いがする。

 傍らにいて、自分を守ってくれている青い風が、スルリと前に出ると、自分と得体の知れない者の間に壁のようにして立った。
 得体の知れない者は、その青い風には目もくれず、エリスの瞳を凝視する。
 「思い出しておくれ…イブ。僕だよ。メフィレスだ。君と僕とは元々一つだったのだから…。僕を忘れるわけがない」
 その緑の瞳を見つめていられなかった。
 思わずエリスは目をそらす。
 言い知れない不安と、束縛される恐怖。
 エリスはメフィレスから逃れるように、ソニックの背中にそっと寄り添う。
 触れる肌から、エリスの震えがソニックに伝わった。
 「レディーが嫌がってるぜ?あんたの事情は知らないが、ここは大人しく引き下がるってのが男ってもんだろ?」
 メフィレスの瞳に侮蔑の色が浮かんだかと思うと、一瞬でソニックの体が真横に吹き飛んだ。
 数m先に土煙が上がる。
 あまりの事に、エリスから声も上がらない。
 「さあ…行こうイブリース。僕らは再び一つになるんだよ…」
 手を取り、引き寄せようとするメフィレスの手を振り払った。
 恐怖から逃れるようにして、うずくまるソニックの元へと、エリスは駆け寄る。
 「私はエリスです!イブリースという者ではありません!あなたが欲するイブリースという存在は…もう居ないのです!」
 居ない?
 自分は何を言っているのだろう。
 自分はエリスであって、イブリースという存在では無いという事は明白なのに。
 メフィレスはそのエリスの言葉を聞くと、自分の体を両手で抱えて震えだす。
 「ああ…ああ…何という事だ…イブ…イブ…僕のイブが………。長い間、その人間の娘と一緒に居たから、そんな穢れた物と一つになりつつあるのか?………いけない。いけないよイブリース。そんな物の言葉に従ってはダメだよ。僕の所へ帰っておいで。愛しているんだよ」
 じりじりと迫る闇の誘惑に、従いたくなる自分がいる。
 しかし、同時にそれに逆らい逃げる自分もいる。
 エリスは初めての感情に困惑して混乱していた。
 立ち上がり、メフィレスに向かおうとするソニックの手を握りしめて懇願する。
 「駄目です!ソニック!立ち向かってはダメ!お願いですから、ここは逃げましょう!」
 必死の思いのエリスの気持ちを汲み取り、ソニックは屈辱を感じながらもエリスを抱きかかえて、全速力でその場から離れる。
 残されたメフィレスは、風のように去ってゆく二人を見据えながら、独りこぼす。
 「ソニック……ソニック・ザ・ヘッジホッグ………彼の存在が邪魔なようだね……。イブも彼が居なくなったなら…目が覚めるかな?君に必要なのは…僕だけだよ…」






(゜д゜)…………。
すいません妄想しました。
ソニとメフィレスとエリスは三角関係のよう?です。www
メフィレスの横恋慕か?メピは思い込んだら執拗に追いかけまわすと思う。まさにヤンデレ。


特別何かになる予定がさらさらない…妄想メモ書き。
落書き?なのかなwww

コレだけ入ってただけでも、次ソニはもう少しお話としてまとまった気がしたりしなかったり。(どっちだw

あー。書けてすっきり。
あ…こういう落書きならまだあるんだけどどうしようー。
たまには落書きで出すのもいいかもしれない。うん。
まとまりつかないやつとか。
上手く書こうと思いすぎて進まないやつとか。

リアルタイムにも一つ、落書きSSがあったなぁ…。あれも移動させなきゃなぁー。

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:

Copyright © [ つれづれ日記 ] All rights reserved.
Special Template : 忍者ブログ de テンプレート and ブログアクセスアップ
Special Thanks : 忍者ブログ
Commercial message : [PR]